テイクオフが遅いと悩んでいる方へ。テイクオフを早くするためのちょっとしたコツと自宅で簡単にできるトレーニング3つを紹介します。
どうも、ショウタローです。
今回はテイクオフが遅くて悩んでいる方に向けた記事になっています。
サーフィンやっているなら、どうせなら厚いうねりからできるだけ早くテイクオフをして
気持ちよくライディングしたいですよね!
しかし、テイクオフが遅くて毎回波をとられてしまったり、
波を捕まえることができなくて置いていかれてしまったり、
せっかく海に入ったのに1本も乗れないで終わってしまったり、
そんな失敗の経験あるのではないでしょうか。
そういった失敗を少しでも少なくしてできるだけ早くテイクオフをしたいですよね。
やっぱりテイクオフは早ければ早いほどサーフィンは楽しくなってくると思います!
そこで今回はテイクオフが早くなるための自宅で簡単にできるトレーニング3つを紹介します。
最後にはテイクオフを早くするためのちょっとしたコツも紹介しますので、ぜひ参考にしてくださいね。
ではまずはトレーニングから紹介していきたいと思いますが、その前にテイクオフが遅い原因を少し考えていきたいと思います。
テイクオフが遅いということは、テイクオフの立ち上がる動作に問題があるというよりは、
その前の波のキャッチに問題があることが多いです。
波のキャッチとはその文字通り波を捕まえるということです。
当たり前ですが、できるだけ厚いうねりから波を捕まえて滑り出すことができればテイクオフも早くなりますよね。
では、厚いところから波を捕まえるためには何が必要かというと、パドリングの芯がとても重要になってきます。
パドリングの芯とは、いかにブレないで力強く漕げるかということです。
しっかりと芯があれば波がしっかりと押してくれます。
じゃあこのパドリングの芯を作るために何が必要かというと、「体幹の安定性」ですね。
体幹がしっかり固められないと身体がふにゃふにゃしてしまうので
波に押されにくくなってしまいます。
しかし、体幹をしっかりと固めて安定させることができれば一本の芯ができるので
波に押されやすくなります。
実際にトレーニングを指導している会員さんも、
体幹が強くなって安定したことで明らかに波のキャッチが上手くなって
テイクオフも早くなりました。
なので今回はその体幹を安定させるための家で簡単にできる陸トレを紹介していきます。
その前に体幹とは何?ということを解説していきます。
体幹とは背骨を取り囲む筋肉のことです。
腹斜筋や腹直筋、脊柱起立筋、その他にもいろいろな小さな筋肉すべて合わせて体幹と言います。
意外だと思うのですが大殿筋というお尻の筋肉も体幹に含まれます。
体幹というと腹筋をイメージしがちだと思うんですけど実はそうじゃないんですね。
つまり体幹を安定させるためには、腹筋だけでなく腹斜筋や背筋なども適度に収縮させていくことが大事です。
じゃあ体幹を安定させるためには、腹筋運動とか背筋運動をやればいいんでしょ!
と思うかもしれませんが実はそうではありません。
そういった運動は筋力をアップさせるのには役立ちますが、体幹の安定性を向上させるという目的には役立ちません。
じゃあ体幹の安定性を強化させるには何をすればいいの?ということですね。
体幹の安定性を向上させるためには筋肉の収縮をずっと維持しておくようなトレーニングが有効です。
アイソメトリックトレーニングなんて言うのですが、簡単に言うと同じ姿勢を一定の時間キープしておくということですね。
なので今回はそういったトレーニングを3つ紹介していきたいと思います。
では前振りが長くなってしまいましたが一つ目のトレーニングを紹介していきます。
一つ目のトレーニングはプランクです。
これは皆さんも聞いたことややったことがあると思います。
しかし、意外と正しいフォームでできていない方が多いので今回は本当に効果のあるやり方を解説していきます。
まずは地面にうつ伏せになり、肘が地面に垂直になるように姿勢をとります。
そして上半身は地面と水平にしましょう。
この時に腰が反らないように腹筋とお尻にしっかりと力を入れるようにしましょう。
このお尻に力を入れるというのが結構重要です。
先ほど少し解説しましたがお尻の筋肉も体幹の安定にはとても重要です。
お尻に力を入れると骨盤が後傾します。
骨盤が後傾することによって腹筋にさらに力が入りやすくなります。
骨盤が前傾している姿勢、反り腰のような姿勢だとお腹に力が入りません。
そして体幹の安定性もなくなってしまいます。
なのでしっかりとお尻と腹筋に力を入れて姿勢をキープするようにしてください。
この姿勢を20秒~30秒キープしましょう。それを3セット繰り返してください。
慣れてきたら10秒ずつ伸ばして60秒キープできるように頑張ってみましょう。
60秒できるようになったら、肘の位置を少し頭の方にずらして行いましょう。
そうすると負荷が上がってさらにきつくなります。
次はサイドプランクです。
腹斜筋や中殿筋、腸腰筋などを鍛えていきます。
最初にも言った通りこの部分も体幹の安定性にはとても重要です。
まずは横向きに寝て肘で上半身を支えるような姿勢をとりましょう。
空いている方の手は胸のあたりに置きましょう。
慣れてきたら腰に置きましょう。そうするとさらに負荷が上がります。
膝と腕だけで身体を支えるようにして姿勢をキープしましょう。
これを20秒~30秒行いましょう。そして3セット繰り返してください。
これも同様に60秒目指して頑張りましょう。
60秒できるようになったら、膝を離して足でバランスをとって行いましょう。
注意する点は先ほどと同じようにお尻が下がったり上がったりせずに一直線を保つようにしましょう。
最後はバードドッグという種目です。
まずは床に四つん這いになります。
この時は腰を反りすぎず丸めすぎず一直線の状態にしましょう。
ここから骨盤を固定したまま手と足を交互にあげていきます。
この時に注意してほしいのは足が上に上がらないようにしてください。
真後ろに蹴るような感じで真っすぐ後ろに伸ばしていきましょう。
上にあげてしまうと骨盤が前傾してしまいお腹の力が抜けてしまいます。
踵をまっずぐ後ろにあげるようにしましょう。
10秒3セットを繰り返しましょう。
この3つのトレーニングを行うことでかなり体幹の安定性が出てくると思います。
そして体幹の安定性が出てくれば波を捕まえるのが早くなりテイクオフも早くなってきますので、ぜひ頑張ってやってみてくださいね。
また余談ですが、今回紹介したトレーニングは腰痛にもかなり効果的なのでぜひやってみてくださいね!
では、最後にテイクオフが早くなるちょっとしたコツを紹介します。
先ほどからお伝えしているように、テイクオフを早くするためには
波をしっかりと捕まえる必要があります。
なので波をしっかり捕まえて滑り出すコツをお伝えしていきます。
それはパドリングの姿勢です。
パドリングの時に腹筋に力を入れるようにしましょう。
先ほどのトレーニングでやったように、お尻や腹筋にしっかり力を入れたと思います。
そうすると体幹が安定しやすくなるからですね。
なのでパドリングの時も背中を反りすぎずお腹に軽く力を入れておくことで安定して波に押されやすくなります。
トレーニングで意識した部分を海でも意識して波を捕まえにいってみてください!
そうすると必ず波を捕まえるのが上手くなってテイクオフが早くなります!
ぜひ明日からの練習に役立ててくださいね!
さらに詳しく知りたい方はレッスンに参加してみてくださいね!
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