サーフィン初心者のボードの選び方!浮力はあった方がいいって本当?
どうも!ショウタローです!
今日はサーフィン初心者の方のボードの選び方について書いていきます!
サーフィン始めたばかりの方、始めたけどなかなか上手くならない方、万年初心者になってしまっている方は、そもそもボードの選び方が間違ってしまっているかもしれないのでぜひ参考にしてくださいね!
ボードもたくさんあるのでどうやって選べばいいかわからない方も多いと思います。
今回は特に”浮力”について書いていきますね。
サーフィン初心者のボードは浮力があった方がいいって本当?
一般的にはサーフィン初心者のボードは浮力があった方がいいといわれていると思います。
おそらくあなたもサーフィンを初めてやったときや、そのあとやろうと思ってショップに行ったとき、あるいはもともとやっている友達に相談したときに
「浮力がないと乗れないよ!浮力大きい方がいいよ!」
なんて言われたのではないでしょうか。
これって本当なのか考えたことはありますか?
なんで浮力がないと乗れないのか?
上手い人は浮力のないボードにのっているのに…なんで自分には無理なの?
そうやっておかしいと思ったことはありませんか?
そしてあなたはサーフィンで何がやりたいですか?
バンバン走りたいですか?
大きい波でサーフィンしたいですか?
難しい技に挑戦したいですか?
それとも
波待ちしているだけで満足ですか?
海に行くだけで満足ですか?
ちょっと立てればいいですか?
それを少し考えてみてください。
もし考えた結果が
「ライディング以降のことをしっかりやりたい!」
「難しい技にどんどん挑戦したい!」
というのでしたら
ボードの浮力を落とした方が絶対にいいです!
僕は今VSCのサーフコーチとして月に40人以上の会員さんをリアルでコーチングしています。
その経験から早めに浮力を落として練習している方の方が明らかに上達が早いです。
浮力がある板に長い間乗ってしまっている方は悪い癖がついていたりとか、正しいパドリングが全然できていなかったりなど上達が遅れてしまっています。
そもそもショートボードとかでバンバン走りたいのに、浮力があるファンボードなどを買わされて乗ってるって冷静に考えておかしくないですか?
僕はおかしいと思います。
例えて言うと本当は野球がやりたいのに、「ソフトボールの方がボール大きいから簡単だよ!」って言われてソフトボールをやっちゃってる感じですね。
最初から野球やっておけばよかったんじゃないの?って思います。
すみません。少し口が悪くなりました!
ここからはなんで浮力を落とした方がいいのかということを3つのポイントから説明していきます!
ボードの浮力を落とすメリット3つ!
ボードの浮力を落とすのは不安という方もいるかもしれません。
なのでここからは浮力を落とすことによるメリットを書いていきますね。
①サイズがある時でも沖に出れる
浮力があるとドルフィンスルーがかなり大変です!
上級者の方でも浮力があったらサイズがある時に沖に出るのは難しいと思います。
それが初心者の方でしたらどうでしょう。
もしかしたらコシ~ハラくらいのサイズでしか沖に出れないのではないでしょうか。
そうなると上達の範囲が狭まってしまいます。
ムネ~カタとかある程度サイズがあった方が波のパワーもあるのでテイクオフがしやすいし、スピードもつくのでサーフィン自体が楽しいです。
浮力を下げることによってドルフィンも簡単になるので沖に出るのが簡単になります。
それだけで経験値が増えるので上達のスピードも上がります。
②パドリングが上達する
2つ目はパドリングが上達するということです。
普段浮力のあるボードに乗っていると、パドリングはそこまで気を使わなくてもバランスが取れるし適当に漕いでも進んでしまうと思います。
でも浮力が少なくなると、そもそもバランスがとりにくくなります。
そうなると”パドリングの芯”を意識して漕がないと進まなくなってしまいます。
浮力のある板に乗っていると全く気を使わないかもしれませんが、浮力を落とすことでどうやったらブレずに効率よく進めるかということを身体で感じながらパドリングするようになるので、明らかに上達します。
パドリングは海の中を移動する手段です。これが上達すればもちろんサーフィンも上達します。
③テイクオフが安定する
3つ目はテイクオフが安定するということです!
「いやいや!浮力あった方がテイクオフ安定するでしょ!」
て思っている方、逆です!
ただここで言うテイクオフとはライディングにつながるテイクオフのことです!
確かに上級者の方は浮力があればあるほどテイクオフは早くなります。
ただそれは浮力の効かせ方や使い方をしっかりとわかっているからなんです。
先ほど言ったパドリングの芯とかがしっかりしているので浮力が使えるんですね。
しかし、初心者が浮力のある板に乗っていてもその浮力の使い方がわかりません。
なので結局波のパワーを受けられず、ボードを浮かされてしまってライディングにつながるテイクオフができなくなってしまうのです。
これが浮力を落とすことによって、先ほど言ったパドリングの芯ができます。
パドリングの芯をしっかり意識して波を追いかける練習をすると波のキャッチがとても早くなります。
波のキャッチが早くなればしっかりうねりからテイクオフができてライディングにつながるんですね。
まとめ
一番最初にも言いましたが、もしあなたの目標がサーフィンをもっと上達したい!難しいことに挑戦したい!というものでしたらぜひ浮力を落としましょう!
何も全員に浮力を落とせって言っているわけではありません。
もちろん海に行くだけで楽しかったり、波待ちしているだけで気持ちよくて幸せっていう方もいると思います。
でも自分の本当の気持ちを考えてみて、もし少しでも
「難しい技に挑戦したい!」
「もっとスピードをつけてサーフィンしたい!」
って思っているのに浮力の大きい板に乗っているのであれば、それは目的と手段がズレてしまっているので早めに浮力を落として練習しましょうね!
最初は中古の安いボードでいいと思います!
海の近くに住んでいる方であればブックオフとかリサイクルショップとかで安いのが売っています!
ヤフオクとかメルカリでもいいかもしれません!
まずはパドリングだけでも練習できればいいと思います!
ぜひ勇気を出して一歩踏み出して挑戦してくださいね!
0件のコメント