サーフィンのテイクオフの目線はどこを見ればいい?
どうも、ショウタローです。
僕は通称サーフィン道場と呼ばれる”志田下”というポイントのすぐ隣のビーチで、初心者向けのサーフコーチをしています。
僕自身サーフィンはまだまだレベルは低いですが、それゆえに初心者の方の気持ちや癖などがよくわかります。
現在では毎月30名以上もの方をリアルでレッスンしているので、初心者の方の傾向や対策はほとんどわかります。
今回はそんな中でも多い悩みの一つ「サーフィンのテイクオフの時の目線」について書いていきます。
僕もこの部分はかなり悩みました。
テイクオフが上手くいかないとこういった細かいこともとても気になりますよね。
僕自身、テイクオフができなかったときはどこを見ればいいのかわからなくて悩んだこともありました。
岸を見ればいいのか
波の下を見ればいいのか
あるいは手元を見ればいいのか
迷ってしまうと思います。
あるいは「目線なんて全然気にしてなかった!」という方もいるでしょう。
でも目線はとても大事ですよ!
ではテイクオフの時の目線について書いていきましょう!
テイクオフの時の目線は波のフェイスです!
結論から言うとテイクオフの時の目線は岸でもなく、波の下でもなく、これから走る波のフェイスを見ましょう!
ただしテイクオフの時だけ波のフェイスを見るのでは意味がありません!
それでは安定したテイクオフができないんです!
波を追っている時からず~っと目を切らずに波を見続けてください。
野球などでボールを打つ感じをイメージしてほしいです。
野球などでボールをバットで打とうと思ったら、ピッチャーが動き始めたときからず~っと目を離さないで見ていますよね。
投げてからボールを見始めたりとか、打つ瞬間にボールから目を離したりとかしないはずです。
ピッチャーが動き始めたときから打つ瞬間までボールから目を離すことはないと思います。
そうじゃないとタイミングも合わせられないし、ボールの変化にも対応できないから自然にそうすると思います。
もし仮にボールに当たったとしてもそれは奇跡に近いでしょう。
サーフィンのテイクオフもそれと同じことです。
乗ろうとした波を見つけてからテイクオフが完成するまでず~っと波を見続けることができないと波を上手くキャッチできません。タイミングも合わせられません。
その結果パーリングをしてしまったり、立ってもボトムに滑り落ちてしまったりなどの症状になってしまいます。
それなのに海を見ていると、初心者の方は特に波を全く見ずに岸の方向を見てただがむしゃらに漕いでいる人が多いです。
「あれじゃ安定したテイクオフができるわけないよな~」と僕はとても残念な気持ちになります。
「波を見るという簡単なことだけでもっとテイクオフが安定するのに!」ってとてももったいない気持ちになります。
だからこの記事でテイクオフに悩む皆さんにお伝えしたいと思って今パソコンを猛烈な勢いで打っています笑
僕はこの波を見続けるということを練習するようになってから格段とテイクオフが安定するようになりました。
今までは波を見ないでタイミングも合わせず、ただただ運に任せてテイクオフをしていた感じだったのでパーリングも多かったです。
本当に運が良くてドンピシャでタイミングが合えばテイクオフできることもありましたが、それは奇跡に近いです。
しかし波を見続けて追いかけてテイクオフの時も目を絶対に離さないように意識すると、落ち着いてテイクオフできるようになりました。
波に押されるタイミングもわかるようになるので、テイクオフ動作に移る心の準備もできるようになります。
実際に教えている初心者の方も波を見るようになっただけで劇的にテイクオフが安定するようになった方もたくさんいます。
ぜひ「波を見続ける!」意識して練習してくださいね!
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